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ポスト・コロナを見据えてそろそろ海外/インバウンド事業の準備
2021.06.22
ビジネス
6月から本格的に日本でもワクチン接種が始まり、ポスト・コロナに向けた動きが出てきています。2020年2月頃から始まったコロナ感染拡大にようやく少しだけ明るい兆しが見えてきています。
約4カ月から半年前からワクチン接種をスタートさせたイギリスを含む欧州、アメリカなどは、すでにマスクを外しても良い公共の場所なども増えてきて(まだ人が集まるところはダメですけれどね!)、本格的にコロナ後の社会がスタートしてきています。
また、欧米では6月から夏休みシーズンに突入しましたので、国内、国外共に旅行者が増加すると思われます。
ワクチン接種開始が遅れた日本では、コロナ後の社会を取り戻すまでに、まだもう少し時間がかかりそうですが、この夏から秋にかけてコロナで一時停止している海外ビジネス展開や、インバウンド事業の再開などをスタートさせる良い時期かと思われます。
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すでに財務省が発表している貿易速報値を見ると、対欧米に関しては3カ月連続、中国に関しては11カ月連続で輸出入の金額が増加しています。
令和3年5月貿易速報値
*前年同月比は、+50%程の伸び率になっていますが、これは、2020年がコロナでほぼ貿易が止まってしまったからなので、比較的通常に、または通常に戻っている途中だと思われます。
輸出入が平常通りに戻るのに付随して、それに付随する国際間のやり取りも平常時に戻ってきているのではないかと思います。
日本は人口減少も相まって、今後多くの分野での国内需要が縮小するので、海外展開は必須となる企業も多いと思います。
オンライン会議
海外事業展開に関しては、コロナ禍で世界中でオンライン会議が浸透した事によって、海外ビジネス出張などで、オンライン会議で対応できる部分は、オンラインにシフトするのではないかと予測しています。
ただ、技術者を送り込む、現在海外で使用している機器の点検など、実際に人が出向かなければいけない案件もありますが、オンライン会議を使用することで、渡航費の削減・人員の時間の有効活用という利点も多いので、海外出張の絶対数は減る傾向にあると思われます。
ホテルや飲食店など、コロナ禍で大打撃を受けた産業の1つが観光ですが、こちらも、徐々に準備が始まっています。
京都ホテルラッシュ
もちろんまだ国境をまたぐ場合、世界中ほとんどの国で入国者は10日または2週間程度の自主隔離や政府指定ホテルでの滞在が必要なので、観光客はまだ来ていません。
でも、ワクチン接種が世界中で拡大しつつある今、一足早くワクチン接種を行った国(欧米諸国や一部のワクチン接種率が高い国)からワクチンパスポートを運用して、人々の行き来をスムーズにさせて(入国後の隔離期間の撤廃または緩和)いく動きが夏からスタートすると思われます。
ワクチン接種が4カ月程遅れている日本も今年の冬頃からワクチンパスポートを運用し始めるのではないかと著者は考えています。
そうなると、本格的にインバウンド観光客が戻ってくるのは、2022年春ごろからじゃないかと予測しています。
まだまだ著者の予測の段階で、デルタ株(インド株)など、ウィルスが形を変えて生き残ろうとしている段階で、感染がどの程度今年の冬も拡大するのかにもよりますが、1つ確かな事は、少しずつ終息の兆しが見えてきています。今が海外に向けての発信を準備する良い時期だと思っています。
約4カ月から半年前からワクチン接種をスタートさせたイギリスを含む欧州、アメリカなどは、すでにマスクを外しても良い公共の場所なども増えてきて(まだ人が集まるところはダメですけれどね!)、本格的にコロナ後の社会がスタートしてきています。
また、欧米では6月から夏休みシーズンに突入しましたので、国内、国外共に旅行者が増加すると思われます。
ワクチン接種開始が遅れた日本では、コロナ後の社会を取り戻すまでに、まだもう少し時間がかかりそうですが、この夏から秋にかけてコロナで一時停止している海外ビジネス展開や、インバウンド事業の再開などをスタートさせる良い時期かと思われます。
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海外事業展開
すでに財務省が発表している貿易速報値を見ると、対欧米に関しては3カ月連続、中国に関しては11カ月連続で輸出入の金額が増加しています。
令和3年5月貿易速報値
*前年同月比は、+50%程の伸び率になっていますが、これは、2020年がコロナでほぼ貿易が止まってしまったからなので、比較的通常に、または通常に戻っている途中だと思われます。
輸出入が平常通りに戻るのに付随して、それに付随する国際間のやり取りも平常時に戻ってきているのではないかと思います。
日本は人口減少も相まって、今後多くの分野での国内需要が縮小するので、海外展開は必須となる企業も多いと思います。
オンライン会議
海外事業展開に関しては、コロナ禍で世界中でオンライン会議が浸透した事によって、海外ビジネス出張などで、オンライン会議で対応できる部分は、オンラインにシフトするのではないかと予測しています。
ただ、技術者を送り込む、現在海外で使用している機器の点検など、実際に人が出向かなければいけない案件もありますが、オンライン会議を使用することで、渡航費の削減・人員の時間の有効活用という利点も多いので、海外出張の絶対数は減る傾向にあると思われます。
インバウンド訪日外国人事業
ホテルや飲食店など、コロナ禍で大打撃を受けた産業の1つが観光ですが、こちらも、徐々に準備が始まっています。
京都ホテルラッシュ
もちろんまだ国境をまたぐ場合、世界中ほとんどの国で入国者は10日または2週間程度の自主隔離や政府指定ホテルでの滞在が必要なので、観光客はまだ来ていません。
でも、ワクチン接種が世界中で拡大しつつある今、一足早くワクチン接種を行った国(欧米諸国や一部のワクチン接種率が高い国)からワクチンパスポートを運用して、人々の行き来をスムーズにさせて(入国後の隔離期間の撤廃または緩和)いく動きが夏からスタートすると思われます。
ワクチン接種が4カ月程遅れている日本も今年の冬頃からワクチンパスポートを運用し始めるのではないかと著者は考えています。
そうなると、本格的にインバウンド観光客が戻ってくるのは、2022年春ごろからじゃないかと予測しています。
まだまだ著者の予測の段階で、デルタ株(インド株)など、ウィルスが形を変えて生き残ろうとしている段階で、感染がどの程度今年の冬も拡大するのかにもよりますが、1つ確かな事は、少しずつ終息の兆しが見えてきています。今が海外に向けての発信を準備する良い時期だと思っています。
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